2019年3月27日水曜日

国宝 東寺 -空海と仏像曼荼羅-



楽しみにしてた東寺の展示会、
お天気いいし、花見時だし、15体の仏像も見れると早速上野に行ってきた。





いたねー 人。
駅は満杯、公園はゾロゾロ、
博物館の入場券買うのも一苦労。


博物館に入りエスカレーターを上ると左の入口から入る。
風信帖や法具をつらつら見て、
女神坐像や曼陀羅図を眺め、
来ました! メインの仏像群。


まずは兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)。
木造、高さ約190cm、9世紀。
中国西域の仏像だそうで、かなり独特。
写真などで見たときも、目が怖いよねー と思っていたが、
実際見ても力強くて迫力あるよ。


五大虚空蔵菩薩坐像
こちらも中国の仏像で、もとは長安の青龍寺の本尊。
鳥や獣の台座に坐る。顔が皆似てるね。


両界曼荼羅図があって、
次の部屋に立体曼荼羅。


中心の、大日如来、金剛波羅蜜菩薩、不動明王は、東寺で留守を預かってるようだ。
見たかったな。


奥の壁際に4体の如来像がいらっしゃる。
その中、阿弥陀如来は、首から上が別の仏像だったそうだ。
確かに、顔がふっくら優し気で、肉髻が大きい。


手前にいた持国天立像の翻った衣がカッコいい。
目に細工がしてあると言ってたような(釘がさしてある)。


降三世明王立像は後ろに回って一面を見ることができる。
東寺でも見れるのか?
いやいや こんなそばでは見れないよね。


大威徳明王騎像の三面三面六臂六足で、水牛にまたがる姿もすごい。
よくこんなバランス良くできたなぁ。
金剛夜叉明王立像の五眼もそうだ。


博物館で、美術品として見て、
装飾ありの菩薩や異形仏と並べちゃうと、
如来は地味だな… なんと罰当たり(^^;


で、来るまで知らなかったんだけど、
写真が撮れるってよ。

イケメンの帝釈天
確かに、人気あるの分かるわぁ。


しばらくウロウロ、満足して出てきた。


今回ゲットしたブツはこれ↓
もちもちジャッキー(邪鬼)ポーチ ヽ(´∀`)ノ
約2000円! 高くね?
う~ん と売り場を一周して… 買った。
ポーチとか言って、鍵の一つも入れたら終わり、
ぬいぐるみに近いな。
ついてるメモが可笑しい、
持国天に命令されたので、ポーチとしての生を受け入れたようだ (^∇^)
えっと、第七話とあるので、これ以前もあるのだな。

東京国立博物館 - 展示・催し物 展示 平成館(日本の考古・特別展) 特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」 (tnm.jp)

2019年3月18日月曜日

護国寺 江戸三十三観音第13番

:東京都文京区大塚5-40-1

■山・院・寺号 神齢山 護国寺
■宗派 真言宗豊山派 大本山
■本尊 如意輪観世音菩薩
■開山 亮賢僧正
■開基 桂昌院
■創建 1681年(天和元年)


天和元年(1681)、徳川家五代将軍綱吉公の生母、桂昌院の発願のより創建された寺。



仁王門
元禄10年(1697)建立。



は~ いい天気。
今日は御本尊御開帳の日なのだ。



早咲きの桜が咲いている。



不老門



本堂



本堂、別の角度から。
元禄10年(1697)建立。

300年以上前の建物、古いんだ、いいねぇ。

本堂に入ると、いつもはお厨子に安置されている本尊 如意輪観世音菩薩が御開帳されていた。
平安時代後期に作られたものだそうだ。
小さくライトが照らされて、綺麗に浮かび上がってるように見える。
後ろには他の仏像が多く並んでいた。

それと、不動明王像、お賓頭盧さんもいた。



表に出て綺麗な花を撮っていると、
ポトポト花が落ちてくる。
見ると緑色の綺麗な鳥が花をついばんでいた。

こらこら そんなに花を摘んじゃわないでおくれ (^^;



薬師堂
本堂を前にして左に薬師堂



薬師堂正面






多宝塔
振り返ると多宝塔
昭和13年建立。 わりと新しい…。



鐘楼






太子堂









一言地蔵尊
一言だけ願いを叶えてくれるらしい。






江戸三十三観音第13番 御朱印



護国寺HP
東京都文京区大塚5-40-1
・有楽町線「護国寺駅」より徒歩5分