ラベル (札所)鎌倉十三仏 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル (札所)鎌倉十三仏 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年5月7日火曜日

明王院 鎌倉三十三観音第8番 鎌倉十三仏第1番

:神奈川県鎌倉市十二所32

■山・院・寺号 飯盛山寛喜寺明王院(はんせいざんかんぎじみょうおういん)
■宗派 真言宗御室派
■本尊 十一面観世音
■開基 藤原頼経
■開山 鶴岡八幡宮の別当定豪(じょうごう)
■創建  嘉禎元年(1235)
-ザックリ-
鎌倉の鬼門除けの祈祷寺として建立された。
不動明王を中心に降三世、大威徳、軍荼利、金剛夜叉を奉安し、壮大な伽藍を擁していたが、
鎌倉幕府と共に衰え、寛永年間(1624~43)の災火で堂塔を灰燼に帰した。

杉本寺から徒歩で15分くらい。
鎌倉十三仏の1番札所でもあり専用御朱印帳がある。



境内は撮影禁止になってるが、
明王院HPにドローンで撮影した動画があり、境内の様子を見ることができる。
往時の壮大な伽藍はないが、桜の季節がきれいで、風情ある感じがよく分かる。




鎌倉三十三観音第8番 御朱印




鎌倉十三仏第1番 御朱印


これより戻って浄妙寺に向かう。



明王院HP
神奈川県鎌倉市十二所32
・横須賀線「鎌倉駅」よりバス12分「泉水橋」下車徒歩3分

 

浄妙寺 鎌倉三十三観音第9番 鎌倉十三仏第2番 鎌倉五山第5位

本堂
:神奈川県鎌倉市浄明寺78

■山・院・寺号 稲荷山(とうかざん)浄妙寺
■宗派 臨済宗建長寺派
■本尊 聖観世音
■開基 足利義兼
■開山 退耕行勇(たいこうぎょうゆう)
■創建  文治4年(1188)

-ザックリ-
代々足利氏の菩提寺で、創建当時は真言宗で極楽寺と称していた。後に月峯了燃(げっぽうりょうねん)が住持となり臨済宗に改宗し寺名も浄妙寺に改めた。
室町時代は境内に二十三の塔頭を持つ大寺院であった。

 明王院から徒歩12分くらい。




山門




寺標




正面に本堂
境内は綺麗に整理されている。

本堂の左にいくと喜泉庵というお休み処がある。




本堂から振り返って見る。




赤い紅葉?この季節。よくわかんないけど、きれいねぇ~。




鎌倉三十三観音第9番 御朱印




鎌倉十三仏第2番 御朱印


これより報国寺に向かう。



浄妙寺
神奈川県鎌倉市浄明寺78
・横須賀線「鎌倉駅」よりバス8分「浄明寺」下車徒歩3分


報国寺 鎌倉三十三観音第10番 鎌倉十三仏第8番

本堂
:神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4

■山・院・寺号 功臣山(こうしんざん)
■宗派 臨済宗建長寺派
■本尊 聖観世音
■開基 足利家時
■開山 天岸慧広(てんがんえこう)仏乗禅師(ぶつじょうぜんじ)
■創建  建武元年(1334)

-ザックリ-
足利、上杉両氏の菩提寺として栄え、
鎌倉五山・十刹につぐ諸山に数えられて、官寺の寺格を与えられていた。
永享十年(1438)永享の乱で足利持氏は敗れ、その子義久は報国寺で自害している。

孟宗竹の竹林が有名。

 浄妙寺より徒歩5分、報国寺に着く。




山門




入って右には石段。




左側はこんな感じ。




正面階段を上ると、




本堂、本尊の釈迦如来と札所本尊の聖観世音菩薩が奉安されている。




本堂の左側の建物で御朱印帳を預け、
拝観料200円を納め、奥の竹庭を散策する。




孟宗竹




孟宗竹って太いんだ、直径15センチくらい?それ以上かなぁ・・・








「やぐら」
竹林背後の「やぐら」に足利家時・義久の墓。
「やぐら」は、中世、この地だけにのこる史跡として貴重な遺跡だそうだ。

  • 「やぐら」…横穴式の納骨窟または供養堂



鎌倉三十三観音第10番 御朱印




鎌倉十三仏第8番 御朱印




鎌倉、いいところだねぇ~。
小さくまとまって、お寺も行きやすい。
昔は伽藍も多く、今とは全然違ったんだろうなぁ。
と歴史を感じつつ歩きたい。




報国寺HP 境内の動画がある。
神奈川県鎌倉市浄明寺2-7-4
・横須賀線「鎌倉駅」よりバス8分「浄明寺」下車徒歩3分