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2024年4月11日木曜日

真成院(しんじょういん)江戸三十三観音第18番


■山・院・寺号 金鶏山真成院
■宗派 高野山真言宗
■本尊 潮干十一面観世音菩薩
■創建 1598年(慶長三年)


現在の建物は昭和47年に建てられたビルになっていて、この階段を上がり3階に観音堂がある。



狛犬の頭にスズメ。
身体全体に群がってたんだけど、写真を撮ろうとしたらパタパタと飛び立ってしまった。



御朱印は1階受付で頂ける。


金鶏山 真成院―四谷霊廟(新宿の室内霊園・納骨堂)― (shinjoin.jp)




2019年4月17日水曜日

大観音寺 江戸三十三観音第3番

:東京都中央区日本橋人形町1-18-9

■山・院・寺号 
■宗派 聖観音宗
■本尊 聖観音菩薩
■創建 1876年(明治9年)

『-ザックリ-
ご本尊は鉄造聖観音菩薩の頭部で、鎌倉時代の秀作といわれる。 
もとは鎌倉にあった新清水寺の本尊だったが、火災で落ちた頭部が土中に埋められ、江戸時代に掘り出され、明治以降この寺の本尊となった。』


人形町の駅から歩いてすぐにある。



人形町通りから脇の路地に入る感じ。小さなお堂だ。


毎月11日と17日は開帳の日。
以前は17日だけだったのが、
東日本大震災の時、本尊が東に動くという奇跡をおこしたため、
11日も開帳されるようになったのだとか。


着いたとき、お経が始まっていたので、表からお参りさせてもらう。
頭の大きさが、総高170cm、面幅54cmというから、でかいっすよね。
御前立がいらして、奥に黒くご本尊の頭らしきものが見えたが、はっきりしない、そんなもんでしょ(^^;






境内には、馬頭観音、狐に乗った荼枳尼夭、韋駄天堂や本願地蔵などが収まっている。






この人形町というとこは、散歩するのもいい街だ。
昔の情緒ある風情の店があちこちにある。
そうそう、チンドン屋いた!
いまや知らない人もたくさんいるだろう。



これより歩いて大安楽寺に向かう。



大観音寺東京都中央区日本橋人形町1-18-9
・人形町駅より徒歩1分。


大安楽寺 江戸三十三観音第5番

:東京都中央区日本橋小伝馬町3-5

■山・院・寺号 新高野山
■宗派 高野山真言宗
■本尊 弘法大師
■開基 山科俊海大僧正
■創建  1872年(明治5年)

『-ザックリ-
江戸伝馬町の牢屋敷処刑場跡にさまよえる霊を感じた山科俊海大僧正が発願し、
慰霊のため建立された寺。
当時の寺は関東大震災で焼失、現在の寺は昭和3年(1928)に再建されたもの。』


大観音寺から来ると小伝馬町駅に向かって真っすぐ歩いて10分ほど。
処刑跡地、さまよえる霊、
あの吉田松陰も処刑されたとのこと。
気が重くなったらどうしよう… と思いつつも、
ちょうどお昼時だったせいか、向かいにある十思公園にはスマホ片手にサラリーマンの人たちが休憩している。
前の道は人通りも多く、お天気もそこそこよくて、
あっ そんな暗い感じじゃないんだなと。


境内は小さい。都会だからね。
本堂はガラス戸になって、覗くとたぶんいらっしゃるんでしょう観音様。
見えない…。






弁財天使神
おー 蛇だ。
ご利益ありますように、ナデナデ…。






大安楽寺東京都中央区日本橋小伝馬町3-5
・日比谷線「小伝馬町駅」4番出口より徒歩2分


2019年3月18日月曜日

護国寺 江戸三十三観音第13番

:東京都文京区大塚5-40-1

■山・院・寺号 神齢山 護国寺
■宗派 真言宗豊山派 大本山
■本尊 如意輪観世音菩薩
■開山 亮賢僧正
■開基 桂昌院
■創建 1681年(天和元年)


天和元年(1681)、徳川家五代将軍綱吉公の生母、桂昌院の発願のより創建された寺。



仁王門
元禄10年(1697)建立。



は~ いい天気。
今日は御本尊御開帳の日なのだ。



早咲きの桜が咲いている。



不老門



本堂



本堂、別の角度から。
元禄10年(1697)建立。

300年以上前の建物、古いんだ、いいねぇ。

本堂に入ると、いつもはお厨子に安置されている本尊 如意輪観世音菩薩が御開帳されていた。
平安時代後期に作られたものだそうだ。
小さくライトが照らされて、綺麗に浮かび上がってるように見える。
後ろには他の仏像が多く並んでいた。

それと、不動明王像、お賓頭盧さんもいた。



表に出て綺麗な花を撮っていると、
ポトポト花が落ちてくる。
見ると緑色の綺麗な鳥が花をついばんでいた。

こらこら そんなに花を摘んじゃわないでおくれ (^^;



薬師堂
本堂を前にして左に薬師堂



薬師堂正面






多宝塔
振り返ると多宝塔
昭和13年建立。 わりと新しい…。



鐘楼






太子堂









一言地蔵尊
一言だけ願いを叶えてくれるらしい。






江戸三十三観音第13番 御朱印



護国寺HP
東京都文京区大塚5-40-1
・有楽町線「護国寺駅」より徒歩5分


2019年2月20日水曜日

回向院(えこういん) 江戸三十三観音第4番

:東京都墨田区両国2-8-10

■山・院・寺号 諸宗山 無縁寺
■宗派 浄土宗
■本尊 阿弥陀如来
■開基 遵誉貴屋上人
■創建 1657年(明暦3年)



由緒



山門
JR総武線「両国駅」から歩いて5分ほど、道は真っ直ぐなので分かり易い。



本堂は社務所が繋がっており、入りやすい。
ご本尊の阿弥陀如来は、「釜六(釜屋六左衛門)」の作、身の丈六尺五寸五部、蓮座三尺四寸五部の銅作りの坐像で、都有形文化財に指定されている。

『かつては本堂を背にして露天に安置されていた、いわゆる濡仏さまだった』 ということで、
由緒に載ってる「第二次世界大戦前の回向院」の写真を見ると、
本堂の前、見て左に仏像が見える、これだなぁ。

現在は本堂に安置され、軽くライトが当たり、いつでもお参りできる感じだ。
会いたいときにいつでも会える~ こういうのが良いと思う。



ご本尊阿弥陀如来の御朱印



馬頭観音菩薩
馬頭堂は、将軍家綱公の愛馬が死亡し、その骸を供養する際、
回向院二世信誉貞存上人が刻した馬頭観音菩薩を安置し建立された。
当時の馬頭観音菩薩は焼失してしまったようだ。

こちらの馬頭観音菩薩は高さ40cmくらい。
馬頭観音は、憤怒顔が多いようだが、こちらは穏やかなお顔をしてると思う。



江戸三十三観音第4番御朱印



鼠小僧治郎吉の墓
手前にある石を削ってお守りに持つといいらしい。



と、変わった碑が…浮世絵?
鳥居清長(とりいきよなが)碑(長林英樹)
江戸時代の浮世絵師。鳥居派四代目当主。鳥居派の代表的な絵師。
六大浮世絵師の一人として世界的にも高く評価されている。 とある。



「大川端夕涼み」のブロンズプレート



で、こちらは回向院のアイドル猫ちゃん。
有名なんだって、みんなにナデナデされてたヽ(´∀`)ノ



回向院HP
東京都墨田区両国2-8-10
・JR総武線「両国駅」より徒歩5分


2018年10月10日水曜日

増上寺 江戸三十三観音第21番


徳川家の菩提寺であり、関東における浄土宗の本寺。  でかいゾ。

■山・院・寺号 三縁山 広度院 増上寺
■宗派 浄土宗
■本尊 阿弥陀如来 黒本尊 西向聖観世音
■開基 酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人
■創建 明徳4年(1393)

『-ザックリ-
天正18年(1590)、徳川家康が江戸城を本拠とすると、城に近接する増上寺は菩提寺となって急激に発展した。
家康の社会的地位の向上に伴い増上寺の地位も向上し、浄土宗総本山知恩院と肩を並べるようになる。

17世紀中頃は、広大な寺有地に120以上の堂宇、100軒を越える学寮が並ぶとても大きな寺だった。
当時は、3000人以上の学僧のお念仏が、全山に鳴り響いていたと言われている。

明暦の大火(1657)により増上寺延焼、この後も江戸時代中に4度の火災にあう。
昭和20年(1945)、空襲により堂宇の大半焼失。
昭和49年(1974)、大殿が落慶。
平成12年(2000)、光摂殿新築完成。』


大門
大門駅を出るとこちら、大門があります。



山門(三解脱門)
人物と比較、
いやぁ 立派だなぁ~

この門をくぐると三つの煩悩(貪り・怒り・愚かさ)から解脱できるんですって。 解脱したいっス。
元和8年(1622)再建。

上層内部には、釈迦三尊像、十六羅漢像が安置される。



門をくぐって右手に鐘楼堂



大殿(本堂)
中に入ると中央に阿弥陀如来坐像(室町期造立)、両脇壇に法然上人像と中国の高祖善導大師像を安置。
昭和49年(1974)再建。






本尊 阿弥陀如来御朱印



大殿から振り返りの山門。



安国殿
大殿の右にある。
『「安国殿」の名称は徳川家康公之法号である「安国院殿徳蓮社崇譽道和大居士(あんこくいんでんとくれんじゃすうよどうわだいこじ)」に由来。元和三年(1617)、東照大権現尊像を祀る家康公の御霊屋として建立された。

昭和40年(1974)、現在地に家康公の念持仏「黒本尊阿弥陀如来」を安置し、堂名を「安国殿」とする。
平成23年(2011)、堂宇の老朽化により再建された。』 



黒本尊の御朱印
像の金泥が黒色に変じたことからこう呼ばれる。



西向聖観音
『札所本尊は西を向いてることから「西向観音」と呼ばれ、西向観音堂に祀られえおり、鎌倉時代、執権北条時頼が観音山に辻堂を建立し、石造の観音像を祀ったことに始まると伝えられている。』



江戸三十三観音第21番 御朱印



子育て地蔵尊



徳川将軍家墓所
『昭和33年から学術調査が行われ、のち荼毘に付されて現在地に改葬された。
2代秀忠、6代家宣、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂が埋葬されている。』


鋳抜門
『6代家宣(文昭院)霊廟の中門を移築したもの。葵紋を配し、両脇に青銅製の昇り龍・下り龍が鋳抜かれている。』


台徳院霊廟惣門
『寛永9年(1632)、2代秀忠(台徳院)霊廟の正門として3代家光が建立。戦災を免れた。重文。』


戦災以前、奥に見える勅額門から本殿、奥院と続いていた。






増上寺HP
東京都港区芝公園4-7-35
・大江戸線「大門駅」徒歩5分