2018年9月15日土曜日

深川不動堂 関東三十六不動第20番

江戸の成田不動、 東京 深川にある深川不動堂

■山・院・寺号 成田山 新勝寺東京別院
■宗派 真言宗 智山派
■本尊 大日大聖不動明王
■童子 因陀羅童子(いんだらどうじ)
■開基 元禄十六年(1703)
■創建 

『-ザックリ-
元禄十六年(1703)、成田山江戸開帳が執行された。この出開帳が終わり直ちに御分霊を本山から勧請して「成田山御旅宿」と称する。
明治元年(1868)、神仏分離令により、本尊は富岡八幡社内より深川永代寺の中の吉祥院聖天堂に移転。翌年には現在地に遷座。
明治十一年(1878)、「成田山御旅宿」を「成田山深川不動堂」と改称。
明治十四年(1881)、本堂が完成。』





ヘイ タクシー が目印の(違います!) 山門です。







そろそろ本堂です。
今日は「貫首巡錫特別大護摩供厳修」が行われ、特別限定御朱印をいただけるということで、そそくさとやってまいりました。

写真中央の いたしま は電光掲示板、はて 何が流れていたっけ… (・・?



手前の階段を三段上ると左手に深川龍神がある。
農業・水産業の霊験あらたかな神様ですよ。



旧本堂
『関東大震災と第二次世界大戦によりそれまでの本堂が焼失してしまったため、千葉県印旛沼のほとりにあった龍腹寺の地蔵堂を昭和26年に移築した。』


隣にある真言梵字壁に包まれたこちらが新しい本堂です。
ただ旧本堂と新本堂は一体化していて、旧本堂からお参りに入らせていただくと思います。



本堂の下には『祈りの回廊』といわれる、小型の不動尊像を内部に奉祀されたクリスタル五輪塔が、およそ10000体納められています。
はぁ~ キラキラだ~✨
また、巨大念珠を撫でながら参拝するとご利益があるとされていますが… 撫でるの忘れました(´∀`*;)ゞ



内仏殿を参拝します。
写真が無いので、ちょっと実感がわきづらいですね。
また参拝順路のリーフレットを後からもらったので、廻り方がちょっと変になりました。



■おねがい不動尊
*リーフレットより
『立像の場合、身の丈1丈8尺(約5.4m)に達する坐像。熊本県天草の樹齢約700年の楠をおよそ40本使用。』

旧本堂に入ると、そこに御座すのは『おねがい不動尊』。 
特大のお不動さんです。
こう言っちゃなんですが…  かわいい…  クマのプーさん的な…
素材が木だからかなぁ…  柔らかい感じ、やさしい感じ。
好きだなぁ o(^▽^)o



十二支守本尊前では、生まれ年の本尊を特にお参りし、
沢田政廣の彫った「立座不動明王像」に頭を下げて、
「阿字橋」を渡り、2階へ上ります。



2階に上がるとすぐに四国八十八ヶ所巡拝所があるので、巡拝しましょと。
一か所づつマニ車のようなものがあり、それを手で回していきます。楽しいです。
四国遍路を終えて、仏像たちを見ていきます。



階段のそばに、阿弥陀如来像があり、ペットの供養をしてくれるようです。
うちにもかつて亡くなったペットがいるので、その仔たちのことをよろしくお願いしました。



エレベーターで4階に上り、天井画「大日如来蓮池図」を仰ぎ見ます、 
はい 大きいです…。
で、エレベーターで1階に戻ります。



限定御朱印ですが、先着50名に間に合いませんでした。
なので通常の御朱印です。



並ぶのが や なので、限定はあまり貰いに行きませんが、
限定の時はお参りしなくて、御朱印所直行でいいのかな…?
番号札があったので、札を貰ってからのお参りで良かったのかもしれない。慣れないもんで。
限定終了の時間を聞いたら、直行してたら間に合ったかもしれない時間でした、残念。



さてさて、
深川不動といえば、となりが富岡八幡宮です。セットで行きたいもんですが。
昨年のとんでも殺人事件です。(宮司の欲が絡んだ 弟が姉を刀で切り殺す というやつ)
強欲な人間が起こしたことです。
神様が悪いわけじゃない。 でも、神様 止められなかった?…
足、向かないです。 もうしばらくは。



深川不動堂HP
東京都江東区富岡1-17-13
・東京メトロ東西線「門前仲町駅」1番出口より徒歩1分



2018年9月8日土曜日

深大寺

東京 調布の 蕎麦とともにあるお寺 美味しい…

■山号 浮岳山 昌楽院
■宗派 天台宗
■本尊 釈迦如来(白鳳佛) 宝冠阿弥陀如来 元三大師(秘仏)
■開基 満功上人
■創建 天平五年(733) 「深沙大王」を祀る寺

『-ザックリ-
・満功という僧が、両親の恋の仲立ちをして頂いた「深沙大王」(水の神様)を祀ったのが始まり。
・貞観年中(860年頃)法相宗を改め天台宗となる。
・正暦二年(991) 慈恵大師良源大僧正(通称「元三大師」)の自刻像が叡岳より遷座される。
・生長年中(1428頃)、天文年中(1550頃)伽藍を焼失。世田谷の吉良家が再興を行い、小田原北條家は深大寺の外護者として結びつきがあった。
・やがて、小田原北條家・吉良家が亡び存亡の危機を迎えるが、徳川家康公により領地の寄進を受けのち繁栄する。
・慶応元年(1865)、またもや深大寺諸堂、炎上する。
・慶応三年(1868)、元三大師堂が再建。
・大正時代、本堂再建。』


他 3種類の御朱印をいただきました。



電車で行く場合は、最寄りの駅からバスに乗ります。



終点「深大寺」に着くとすぐに参道。
お蕎麦屋さん、お土産屋さんがズラッと並びます。



参道を進むと山門がある。



山門
茅葺ですよね、へぇ~ いい感じ。

『慶応元年(1865)の大火から免れた、元禄八年(1695)普請の境内最古の建物』



入って右に鐘楼
『明治三年(1870)再建。梵鐘は平成十三年鋳造されたもの。』



本堂
大正時代の再建、立派です。



ご本尊は宝冠阿弥陀如来像。
見れません。



本堂の右側にあるムクロジ(無患樹・無患子)の木
写真中央奥にある木。
よく見ると丸い実が生っていて、その実は羽根突きの玉や数珠に使われんですって。



本堂の左に行くと参詣道標と階段が。 わぁ 草が…



元三大師堂
慶応三年(1867)再建。
「深大寺における厄除け信仰の中心」 であると。
元三大師像は、坐像にして2メートルもあるそうです、秘仏ですから。



ここの右隣で御朱印をいただけます。 あぁいますね いただいてる人たち。







元三大師堂の左に参道がある。



階段を上っていくと、



変わった塀などがあり、



開山堂へ到着。
ぐるっと回って、下ります。



延命観音にたどる道です。
お天気も良く ってか暑いんですけど、
日差しの木漏れ日が輝いて、気持ちいいです。







延命観音菩薩
分かるかなぁ…



延命観音を過ぎると、深沙大王堂の裏手に出ます。



深沙大王堂
水の神様であり、恋の仲立ちをしてくれた神様。






*リーフレットよりスキャン



深大寺開創1300年記念でいただける、深沙大王御朱印
9月末日までいただけます。



道すがら弁財天池にいたカモ、こっち向いてくれません。



釈迦堂



釈迦如来像
*リーフレットよりスキャン
通称:白鳳佛 飛鳥時代・国宝。
きれいです~。






御朱印帳



深大寺HP
東京都調布市深大寺元町-15-1   
・京王線{つつじヶ丘駅」「調布駅」 JR「吉祥寺駅」「三鷹駅」 各駅よりバス