2019年4月9日火曜日

九品仏(くほんぶつ)浄真寺

:東京都世田谷区奥沢7-41-3

■山・院・寺号 九品山唯在念仏院浄真寺(くほんざんゆいざいねんぶついんじょうしんじ)
■宗派 浄土宗
■本尊 釈迦如来
■開山 珂碩上人(かせきしょうにん) 
■創建 延宝6年(1678)

『-ザックリ-
四代将軍徳川家綱公の治世延宝6年、奥沢城跡であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典である観無量寿経の説相によって堂塔を配置し、この寺を創建された。』


等々力不動尊に行った後、駅2つのところにある九品仏浄真寺に行く。
九品仏、丈六の如来坐像の9体に会えるお寺ですよ。



九品仏駅を降りるとすぐに浄真寺の参道がある。



参道を歩くと、



正面に浄真寺総門



扁額






仁王門



『別名「紫雲楼」とも呼ばれ寛政5年(1793)の建立である。
一対の仁王像、楼上に阿弥陀如来と二十五菩薩像が安置され、風神・雷神の像もあり、寺域全体の安全が意図されている。』



鐘楼
宝永5年(1708)建立。



境内は綺麗に整頓されて気持ちいい。
さっき猫もいたし(^^



本堂(龍護殿)
釈迦如来がうっすら見えるだろうか。
本堂内に上がってじっくり見ることができる。
阿弥陀如来より、こちらの釈迦如来のお顔が凛々しいように見える。
横も見ることができて、体がちょっと薄い?


左側には五劫思惟阿弥陀如来坐像がいらっしゃる。
あのモッコリ頭は可愛い。
長ーい間、衆生救済の方法を考えてきてるのだから、
ありがたい仏様なのだ。
五劫って215億年だってさ。


またおめんかぶり という行事があって、
三年ごとに奉修される阿弥陀如来二十五菩薩来迎会のこと らしい。
浄土(彼岸)の三仏堂から、穢土(此岸)の本堂への懸橋を信者が菩薩のお面をかぶり行道する儀式だそうだ。



三仏堂の一つ
三仏堂は三棟あり、上中下の三品をさらに上中下に分けたもので、
九体の阿弥陀如来がいらっしゃる。



阿弥陀如来坐像のお顔がそれぞれ少し違いがあって、
皆イケメンだ。
本堂の釈迦如来より若い感じがした。
螺髪が青い! 経典にある如来の特徴の一つらしい。

現在九品仏の修理が始まって、一体づつ遷座しているということで、
八品仏になっている。



というわけで、1000円の奉納と簡単な写経でこちらの御朱印がいただける。
阿弥陀如来御朱印



で、通常版
御朱印



かわいくて大好きな
五劫思惟御朱印



九品仏浄真寺HP
東京都世田谷区奥沢7-41-3
・東急線「九品仏駅」から徒歩3分


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