2018年10月10日水曜日

増上寺 江戸三十三観音第21番


徳川家の菩提寺であり、関東における浄土宗の本寺。  でかいゾ。

■山・院・寺号 三縁山 広度院 増上寺
■宗派 浄土宗
■本尊 阿弥陀如来 黒本尊 西向聖観世音
■開基 酉誉聖聰(ゆうよしょうそう)上人
■創建 明徳4年(1393)

『-ザックリ-
天正18年(1590)、徳川家康が江戸城を本拠とすると、城に近接する増上寺は菩提寺となって急激に発展した。
家康の社会的地位の向上に伴い増上寺の地位も向上し、浄土宗総本山知恩院と肩を並べるようになる。

17世紀中頃は、広大な寺有地に120以上の堂宇、100軒を越える学寮が並ぶとても大きな寺だった。
当時は、3000人以上の学僧のお念仏が、全山に鳴り響いていたと言われている。

明暦の大火(1657)により増上寺延焼、この後も江戸時代中に4度の火災にあう。
昭和20年(1945)、空襲により堂宇の大半焼失。
昭和49年(1974)、大殿が落慶。
平成12年(2000)、光摂殿新築完成。』


大門
大門駅を出るとこちら、大門があります。



山門(三解脱門)
人物と比較、
いやぁ 立派だなぁ~

この門をくぐると三つの煩悩(貪り・怒り・愚かさ)から解脱できるんですって。 解脱したいっス。
元和8年(1622)再建。

上層内部には、釈迦三尊像、十六羅漢像が安置される。



門をくぐって右手に鐘楼堂



大殿(本堂)
中に入ると中央に阿弥陀如来坐像(室町期造立)、両脇壇に法然上人像と中国の高祖善導大師像を安置。
昭和49年(1974)再建。






本尊 阿弥陀如来御朱印



大殿から振り返りの山門。



安国殿
大殿の右にある。
『「安国殿」の名称は徳川家康公之法号である「安国院殿徳蓮社崇譽道和大居士(あんこくいんでんとくれんじゃすうよどうわだいこじ)」に由来。元和三年(1617)、東照大権現尊像を祀る家康公の御霊屋として建立された。

昭和40年(1974)、現在地に家康公の念持仏「黒本尊阿弥陀如来」を安置し、堂名を「安国殿」とする。
平成23年(2011)、堂宇の老朽化により再建された。』 



黒本尊の御朱印
像の金泥が黒色に変じたことからこう呼ばれる。



西向聖観音
『札所本尊は西を向いてることから「西向観音」と呼ばれ、西向観音堂に祀られえおり、鎌倉時代、執権北条時頼が観音山に辻堂を建立し、石造の観音像を祀ったことに始まると伝えられている。』



江戸三十三観音第21番 御朱印



子育て地蔵尊



徳川将軍家墓所
『昭和33年から学術調査が行われ、のち荼毘に付されて現在地に改葬された。
2代秀忠、6代家宣、7代家継、9代家重、12代家慶、14代家茂が埋葬されている。』


鋳抜門
『6代家宣(文昭院)霊廟の中門を移築したもの。葵紋を配し、両脇に青銅製の昇り龍・下り龍が鋳抜かれている。』


台徳院霊廟惣門
『寛永9年(1632)、2代秀忠(台徳院)霊廟の正門として3代家光が建立。戦災を免れた。重文。』


戦災以前、奥に見える勅額門から本殿、奥院と続いていた。






増上寺HP
東京都港区芝公園4-7-35
・大江戸線「大門駅」徒歩5分


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