2017年5月10日水曜日

最乗寺 関東三十六不動第2番

不動堂と洗心の瀧
:神奈川県南足柄市大雄町1157

■山号 大雄山(だいゆうざん)
■宗派 曹洞宗
■本尊 釈迦牟尼如来
■不動 道了尊 清瀧不動尊
■童子 制叱迦童子
■開基 了庵慧明禅師
■創建 応永元年(1394)
『了庵慧明禅師は、大鷲が袈裟を掴んで飛び、足柄の山中の大松の枝に掛けるのを見、ここに当山の開創を発願した。
相模坊道了尊は、大雄山開創にあたり空を飛び了庵禅師のもとに参じ、一人で500人分の働きをし、僅か一年で巨刹建立を成し遂げた。
應永18年3月27日、了庵禅師75才にしてご遷化。道了大薩埵は「以後山中にあって大雄山を護り多くの人々を利済する」と五大誓願文を唱えて姿を変え、火焔を背負い右手に拄杖左手に綱を持ち白狐の背に立って、天地鳴動して山中に身をかくされた。以後諸願成就の道了大薩埵と称され絶大な尊崇をあつめ、十一面観世音菩薩の御化身であるとの御信仰をいよいよ深くしている。』


関東三十六不動第2番御朱印



洗心の瀧の前でお経を唱えます。
不動堂は小さいので、中には少人数しか入れません、なんせ40人ツアーなんで。



結界門・御供橋(中央)・圓通橋(両脇)
『結界門より道了大薩の浄域とされる。その手前に御供橋・圓通橋があり、中央に御供橋、両脇に圓通橋が並行している。御供橋は白装束を身にまとった修行僧が道了様へのお供えをする時に使用する為の橋で、普段は通行する事ができないようになっている。この橋は、「かながわ橋 100選」の一つに数えられている。』


門脇にいる天狗、カッチョイイです。



階段を上ると御真殿



御神殿



道了尊が山中奥深く身を隠されたときのお姿は、「威烈、厳として火焔を背負い右手に輪杖を左手に綱を握り、しかも白狐の背にお立ちになったもの」とあるので、まさしくこのお姿なのでしょう。



その後不動堂に入りましたが、御不動様は暗くてよく見えませんでした。



多宝塔



鐘楼
今は壊れて使用禁止になってるそうです。
柱の彫刻が見事。



山を下ります。



山門






圧倒的なスケールと神秘的な感じ、意外と雨が良かったのかもしれない。



大雄山最乗寺HP
神奈川県南足柄市大雄町1157
・伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山駅」下車。駅前より伊豆箱根鉄道バス10分、終点道了尊下車すぐ。


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