2018年6月1日金曜日

寛永寺-開山堂-大仏殿-パゴダ薬師堂

根本中堂
:東京都台東区上野桜木1丁目14番11号

■山号 東叡山(とうえいざん)
■宗派 天台宗
■本尊 薬師瑠璃光如来
■開基 慈眼大師天海大僧正(じげんだいしてんかいだいそうじょう)
■創建 寛永2(1625)年

『-ザックリ-
徳川家康、秀忠、家光公の三代にわたる将軍の帰依を受けた天海大僧正が、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に寛永寺を建立した。
これは平安の昔(九世紀)、桓武天皇の帰依を受けた天台宗の宗祖伝教大師最澄上人(でんぎょうだいしさいちょうしょうにん)が開いた比叡山延暦寺が、京都御所の鬼門に位置し、朝廷の安穏を祈る鎮護国家の道場であったことにならったもので、こちらの山号は東の比叡山という意味で東叡山とされた。

最盛期には現上野公園を中心に広大な寺領を有し、多くの伽藍や子院を数える我国最大級の寺院であったが、幕末の戊辰戦争により、全山の伽藍の大部分が灰燼に帰し、また明治政府によって寛永寺は壊滅的な打撃を受けた。

その後、明治十二年寛永寺の復興か認められる。』


山門



入って右に鐘楼



正面に拝殿



「東山天皇の御宸筆」とある。

中に入ると中央に厨子があり、薬師如来の御前立がいらっしゃる。
両脇にも仏像がいらっしゃるが、暗いし遠いし…あまりよく見えませんね(^^;
入口の左側に受付があって御朱印が頂ける。



中央の寶印-梵字「ベイ」薬師如来を表す。
瑠璃殿-東方浄瑠璃浄土の教主である薬師如来を本尊とする伽藍をあらわす。



次は開山堂(両大師)に向かう。



開山堂(両大師)
:東京都台東区上野公園14-5

■初建 正保元年(1644)、現在のお堂は平成五年に再建

『ザックリ-
東叡山の開山である慈眼大師(じげんだいし)天海大僧正をお祀りしているお堂。天海僧正が尊崇(そんすう)していた慈惠大師良源(じえだいしりょうげん)大僧正もお祀りしているところから、一般に〝両大師〟と呼ばれ、庶民に信仰されてきた。』



山門



手水舎
台座を支えてるのは獅子ように見えるけど。
見て右側には鳥? 丹頂鶴? のような首が付いている。






このお寺の対応がよろしくないという書き込みを見て、
反面教師だなと心して行ったが、
「御朱印は書置きですがよろしいですか?」 とか
「300円のお納めになります。」 などと、
とても丁寧だった。

うーん 人が代ったのだろう。
以前の人間は修行に行ったか…。



次は大仏殿に向かう。



上野大仏
:東京都台東区上野公園4-8

■大仏のお顔が間近で見られる貴重な場所なのだ。

 『-ザックリ-
寛永八年(1631)、越後国村上城主 堀丹後守直寄公が建立した釈迦如来の大仏であるが、幾多の災難により、お顔だけになってしまった。』






これから満開になるのね。



階段を上ると、大仏のお顔がある。






以前はこんな大仏だった。






隣にパゴダ薬師堂がある。



パゴダ薬師堂

『-ザックリ-
大仏殿の跡地に建立されたパゴダ(仏塔)。 旧薬師堂本尊の薬師三尊像が祀られている。』


中央の寶印-梵字「ベイ」薬師如来を表す。



時鐘堂
丘を下りた先に見える。



次は花園稲荷神社五條天神社にまわる。



寛永寺HP
東京都台東区上野桜木1丁目14番11号   ・JR「鶯谷駅」徒歩7分


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